2009年4月20日月曜日

「がん抑制」海藻量産へ

石川県水産総合センター(能登町)は十日までに、がん抑制効果があるとされる食物繊維成分「フコイダン」を多く含む海藻「アカモク」の養殖技術を確立した。アカモクからフコイダンを抽出して健康食品やサプリメントの生産を図る業者に提供するほか、アカモクで町おこしを目指す地元漁師らに技術移転し、安定的な収穫態勢を確保する考えだ。
 同センターによるとアカモクの養殖技術の確立は国内で初めてという。

 アカモクの養殖は発芽した種子を十-二十ミリの糸に付着させ、室内の水槽で三センチ以上に育てる。成長したアカモクが付いた糸を幹縄に取り付け、沖合約二百メートルの砂場の海底に三十センチほど浮かせて設置する。二百日ほどで成熟したら縄を引き上げ成体を収穫する。

 同センターでは、フコイダンを使った健康食品の生産を計画する業者やアカモクで地域おこしを目指す穴水町の漁師らの要望を受け、安定収穫に向けた養殖技術開発に乗り出した。

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