2008年7月5日土曜日

癌の大きさ


がん・悪性腫瘍は、現在の病状を評価するのに「大きさ」が使われます。


たとえば、1cmだとか3cmだとか。

また、これまで「がん」と聞くと、どんどん増殖していって体を蝕んでいくイメージがあります。

もちろん、がんが悪性である所以は、限りない増殖(細胞分裂)であります。


一般に1cmの腫瘍は10億個のがん細胞で構成されています。
その大きさになるまで、おおよそ10年程度かけてジンワリ大きくなっていったのです。

ですので、初期のがんと診断されても、慌てて治療を進めてしまったりせずに、ご自身に最適な病院や治療方法などをじっくりと検討することも必要かと思います。

セカンドオピニオンも一つの手段かと思います。





ですが、がんは大きくなるスピードは最初はゆっくりですが、どんどん加速します。

計算は簡単です。
細胞分裂の回数で計算できます。

細胞分裂が10回目では、
 がん細胞は約1000個(千個)

細胞分裂が20回目では、
 がん細胞は約1000000個(百万個)

細胞分裂が30回目では、
 がん細胞は約1000000000個(十億個)
 →ここで、約1cm3(約1グラム)の大きさの腫瘍になります。

細胞分裂が40回目では、
 がん細胞が、とんでもない個数
 →ここで、なんと1キログラムの大きさの腫瘍になります。


一方、がんは大きくなると栄養をとるため、血管を自分達の近くまで引くことをします。

現在、分子標的治療薬と言われるお薬の一部では、この血管を作ることを阻害して、がんに栄養を送らない方法をとるものもあります。


こんながんを撲滅すべく、日夜、研究開発が行われています。

マスコミで話題となっている公務員の深夜タクシー代などを削減して、新薬の開発現場や臨床研究を行っている医療機関に集中的に投資をして、

がんの制圧国

として日本が紹介できるようにしてもらいたいものです。


木村

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